シュバンクマイエル最後の長編「虫」の製作費をクラウドファンディングで募集中
2016年6月14日 19:30

[映画.com ニュース] 「アリス」「悦楽共犯者」などで知られるチェコの奇才ヤン・シュバンクマイエル監督が、自身最後の長編映画として約5年前から準備を進めている新作映画「虫(英題:Insects)」の製作費を、米クラウドファンディングのIndiegogoで募っている。
「虫」は、ヨゼフ・チャペックとカレル・チャペック兄弟の戯曲「虫の生活」が原作。同時に、フランツ・カフカの「変身」にもインスパイアされた、シュールで厭世的な物語を実写とアニメーションの融合で描く。
81歳のシュバンクマイエル監督は、最後の作品を世界中のファンと共有したいと考え、クラウドファンディングを採用することにしたという。すでに、当初の目標としていた15万ドルは達成したが、映画を完成させるには40万ドルが必要だとして、引き続き7月3日まで募集している。映画の完成は2018年中を予定。出資は5ドルから可能で、さまざまなプランと特典が用意されている。なお、ページ内に日本語訳もあり(www.indiegogo.com/projects/the-last-film-by-jan-svankmajer-insects--4#/)。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ