アリス(1990)

劇場公開日:

解説

何不自由なく暮らす主婦アリスが、奇妙な薬をきっかけに様々な冒険に出遭う、現代の不思議の国のアリス。監督・脚本は、これが20作目となるウディ・アレン、製作総指揮はジャック・ローリンズとチャールズ・H・ジョフィ、製作はロバート・グリーンハット、撮影はカルロ・ディ・パルマ、編集はスーザン・E・モースが担当。出演はミア・ファロー、ウィリアム・ハート、ケイ・ルーク、ブライス・ダナー、アレック・ボールドウィンほか。

1990年製作/アメリカ
原題:Alice
配給:オライオン=ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1991年10月26日

ストーリー

上流家庭の主婦であるアリス(ミア・ファロー)は、エリートでおだやかな夫ダグ(ウィリアム・ハート)と可愛い娘に囲まれ、暇な時間は女友達との買い物やおしゃべりで過ごしながら、何不自由なく暮らしている。ある日、原因不明の背中の痛みをおぼえたアリスは、女友達に勧められて「知る人ぞ知る名医」といわれるドクター・ヤン(ケイ・ルーク)をチャイナタウンに訪ねる。ヤンにもらった不思議な薬は次々に効き目をあらわし、昔のボーイフレンドのエド(アレック・ボールドウィン)の幽霊に会ったり、突然大胆な気持ちになって、前々から気になっていた中年男性ジョー(ジョー・マンティーニャ)をデートに誘ってしまったり。またあるときは薬を飲むとたちまち透明人間になってしまい、夫の浮気の現場を目撃してしまう。ショックを受け、ジョーを誘って透明人間の姿で街を歩き回るアリス。しかし別れた妻ヴイッキー(ジュディ・デイビス)がまだ自分を愛していることを知ったジョーは、アリスの前から去っていった。こうしたさまざまな不思議な体験をきっかけに、平凡で幸せな暮らしに疑問をおぼえたアリスは、自分の生き方についてこれまでになく真剣に考え始め、そして結論を出す。半年後、娘とともにアフリカに移り、マザーテレサの奉仕活動に参加して生き生きと暮らすアリスの姿があった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第48回 ゴールデングローブ賞(1991年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ミア・ファロー
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