広瀬すず、アメリカロケで圧巻のダンスシーン披露「チームのみんながいてくれたから」
2016年6月14日 05:00
[映画.com ニュース] 女優・広瀬すずが、主演最新作「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」のクライマックスシーンの撮影を、6月7日から米カリフォルニア州のサンディエゴで行った。
同作は、福井県福井商業高校のチアリーダー部「JETS」が2009年に全米チアダンス大会で優勝した実話を、河合勇人監督のメガホンで映画化するもの。主人公・友永ひかり役の広瀬のほか、JETSの部長・玉置彩乃を雑誌やテレビで人気急上昇中の中条あやみが演じ、山崎紘菜、富田望生、福原遥、柳ゆり菜、南乃彩希らが部員として出演していることが発表された。
クライマックスシーンにあたる全米チアダンス大会の撮影はサンディエゴで行われ、9~11日にはサンディエゴ州立大学のビーハスアリーナでは実際の大会さながらの雰囲気が再現された。アメリカNo.1の高校生チアダンスチームがライバルチーム役として参加するなか、広瀬や中条らJETSメンバーは圧巻のダンスシーンを披露した。
広瀬は、「アメリカでの撮影が始まるまでは実感がなかったのですが、全米大会という独特な雰囲気の中で踊るのはすごく特別な感じがしました。チームのみんながいてくれたからここまでこれたし、このメンバーだからここまで仲良くなれました」とニッコリ。さらに、「『努力をすればきっと得るものがある』という作品のテーマと、私たちのダンスに込められた『応援したい』という思いが、ひとりでも多くの人に伝わればいいなと思います」とコメントを寄せている。
この日の撮影のために半年間にわたる特訓に励んできただけに、満身創痍のメンバーによる集大成ともいえるダンスシーンには、日本チアダンス協会代表理事の前田千代コーチも心を打たれた様子。「アメリカでダンスシーンを撮影していくごとに本当のチームのような感じになってきている」と称えた。
なお、ひかりがチアリーダー部に入部するきっかけとなる同級生・山下孝介には真剣佑、彩乃に思いを寄せ影で見守る矢代浩には健太郎が扮している。「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」は、2017年春に全国で公開。