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二階堂ふみ、流暢な英語で会見 「ふきげんな過去」引っさげ「戻ってこられて嬉しい」

2016年6月14日 14:30

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英語で会見した二階堂ふみ
英語で会見した二階堂ふみ

[映画.com ニュース]小泉今日子二階堂ふみがダブル主演した映画「ふきげんな過去」の記者会見が6月13日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われ、二階堂とメガホンをとった前田司郎監督が出席。同所での会見は「ほとりの朔子」以来約2年ぶりの二階堂は、外国人記者に向け「大変緊張しています。ここにまた戻ってこられて、とても嬉しいです」と流暢な英語で挨拶した。

劇団「五反田団」を主宰する前田監督が手がけたオリジナル作品。退屈な日常を過ごしていた女子高生・果子(二階堂)の前に、18年前に死んだはずの“伯母”未来子(小泉)がひょっこり現れる。未来子の存在に苛立ちを隠せない果子だったが、「未来子が本当の母」だと告げられたことで、ありふれた夏のひと時を特別な時間に変えていく。

今作で、東京・北品川の食堂で暮らす女子高生を演じた二階堂。いまや日本映画界の“ミューズ”とも言える存在に成長したが、「出演の決め手は」と問われると「ひとつは、未来子役の小泉今日子さんと、母娘役という関係性でご一緒したかった」と充実の面持ち。そして「もうひとつは、脚本がとても面白かった」といい、「自分も経験したような過去と向き合えるかも、面白い作品だという予感がありました」と振り返った。

さらに、外国人記者から「退屈な日常を過ごす役は、往々にして役自体がつまらなくなる。しかし今回はそうではなかった。どのように演じた?」と問われると、二階堂は「監督が面白い脚本、現場を用意してくださったからです」とニッコリ。役どころを「10代の思春期特有のイライラがあって、日常に何かが起きるという期待があるからこそ、つまらないのだろうとキャラクターに対して思っていました」と分析し、「現場が楽しいと、自然とそうなる(キャラに活力が満ちる)のかもしれないです」と再び笑顔を見せた。

一方、「自身の脚本を監督として具現化するうえで、妥協した点は?」と聞かれた前田監督は、「なんとなく方向性を示すシナリオに、『こうしよう』と俳優・スタッフが提案してくれたものをかき集めました」と話し、「1本の道を通っていますが、いろんな人間が考えたものになることに対しては妥協していません」と矜持をのぞかせた。また、演劇と映像作品の異なりについては「舞台の場合は稽古で10割、本番では8割を出させるのが僕の演出のやり方。映像の俳優は稽古では8割くらいで、本番のカメラが回ると10割以上を出してくるんです」と舌を巻き、「カードを隠していて、現場に来て初めてそれを切る感じです。映像は瞬発力の芝居、舞台は持久力の芝居を要求するので、そのあたりはだいぶ違う」と説明していた。

ふきげんな過去」は、6月25日からテアトル新宿ほか全国で公開。

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