ニコール・キッドマンが語る「シークレット・アイズ」脚本の魅力&名優との共演
2016年6月6日 17:30
[映画.com ニュース] ニコール・キッドマンが、ジュリア・ロバーツと初共演したサスペンススリラー「シークレット・アイズ」について語ったインタビュー映像を入手した。
「ニュースの天才」のビリー・レイ監督が、第82回アカデミー外国語映画賞を受賞したアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」を再構築。検察局捜査官ジェスの娘殺害事件から13年、親友の元FBI捜査官レイは組織を抜け、エリート検事補クレアとともに独自調査を行っていた。
クレアを演じたキッドマンは、「これほど印象的な脚本にはめったにめぐり合えない」と出演の決め手が脚本にあったことを明かす。「独特の三角関係が進行して、展開が予測できなくて脚本を読む手が止まらなかった。一気に読まざるを得ない難解な脚本で、細心の注意を払って読み込んだわ。特定の事柄を理解せずにスルーしてしまうと、物語の大きな転換点を見逃してしまうの」と引き込まれていったという。
初共演となったロバーツとは、「コインの表裏のような対照的なキャラクター」として向き合った。最愛の娘を奪われたジェス役のロバーツに対し、キッドマンは才色兼備の検事補クレアに挑戦。尋問として、容疑者を卑猥な言葉で追い詰めていく強烈な演技を見せている。ふたりを結び付けたレイを演じたキウェテル・イジョフォーには、「完璧に準備をして撮影に挑んでいた。とても熱心で、どのシーンでも存在感があり、理想的なパートナーだったわ」と絶大な信頼を置いた。映像では、3人が一堂に介し、緊迫した物語の展開を予感させる本編の一部を見ることができる。
「シークレット・アイズ」は、6月10日から全国で公開。
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