「狂い咲きサンダーロード」が国内実写映画史上最速で目標支援金額を達成
2016年6月3日 12:00

[映画.com ニュース] 石井岳龍(石井聰亙)監督が日本大学藝術学部映画学科在籍時、22歳の若さで卒業制作として発表したインディペンデント映画「狂い咲きサンダーロード」の完全復活プロジェクトが、5月19日の決起集会イベントと同時にスタートした。ブルーレイ・リマスター版製作のためにクラウドファンディングのプラットフォーム「MotionGallery」で支援金を募ったところ、国内実写映画史上最速ペースの開始12日目で目標金額400万円を達成した。
この熱い支援を受け、新たな目標として16ミリから完全復刻されたデジタル上映素材(DCP)の制作と劇場上映を目指し、追加目標金額150万円が設定された(http://eiga.com/official/motion-gallery/#crazy_thunder_road)。本作の撮影当時のオリジナル16ミリネガフィルムは、長らく紛失したとされてきたが、昨夏、奇跡的にある倉庫から再発見された。
6月6日に下北沢GARDENで開催される「完全復活プロジェクト第二弾『狂い咲きサンダーロード』完全復活祭 クラウドファンディングmeeting TALK&LIVE」イベントでは、本プロジェクトの追加情報の発表のほか、サプライズも予定されている。
ファンの一人である人気ロックバンド、怒髪天の増子直純をはじめとするゲストが、本作への思いを語り、石井監督と関係者はフィルム修復にまつわる裏話や、過去映像との比較動画、名場面映像で当時を振り返りながら秘話を語る。また、ライブのゲストには本作劇中歌を担当したPANTA +菊池琢己を迎え、生演奏が披露される。
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