比嘉愛未&ミムラ&佐々木希の美人三姉妹披露!映画「カノン」ポスター完成
2016年6月3日 07:00
[映画.com ニュース] 比嘉愛未、ミムラ、佐々木希が三姉妹を演じた映画「カノン」が10月1日に公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルが完成した。「おかあさん、憶えていますか? 私たちが弾いたあの曲を」というコピーとともに、ピアノのシルエットに浮かぶ美人三姉妹がほほ笑みかける、穏やかな仕上がりとなった。
「リトル・マエストラ」の雑賀俊朗監督と、雑賀監督作「チェスト」の脚本家・登坂恵里香がタッグを組んだオリジナル作品。富山、金沢、東京にそれぞれ住み、祖母の葬式のために集まった三姉妹が、死んだと聞かされていた母親の真実を知り、絆を確かめ合いながら成長していく姿を描いた。
今作は富山・黒部市、石川・金沢市など北陸の町と東京が舞台。富山で教師のキャリアを積んだ次女・岸本藍役に扮する比嘉は、「富山映画祭の初開催という記念すべき時に、富山の魅力がたっぷり詰まったこの作品をこうしてご紹介できることが、何より嬉しいです」とコメントを寄せる。物語については、「脚本を初めて読ませていただいた時、もっと本気で家族と向き合わなければ!! と感じ、切なく温かい気持ちになれました」と語っている。
さらに、東京で専業主婦をしている長女・宮沢紫(ゆかり)役のミムラは、「母と娘、嫁と姑、血縁ではないもの同士の絆、アルコール中毒にDV……。夢物語ではない要素に踏み込んだ作品ですが、鑑賞後はさわやかな気分に浸っていただけると思います」とアピール。生まれ育った料亭の女将として働く三女・茜役の佐々木は、「比嘉さんとミムラさんがとても居心地の良い雰囲気を作ってくださり、撮影現場では本当の三姉妹のようでした」と明かし、「お二人と三姉妹を演じることができ、改めて嬉しく思います」と感謝をにじませている。
「カノン」は、10月1日から東京・角川シネマ新宿、富山県下の劇場ほか全国で公開される。