高杉真宙主演の短編恋愛映画「想影」、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭で上映決定
2016年6月2日 15:00
[映画.com ニュース] 人気若手俳優の高杉真宙が主演した短編恋愛映画「想影」が、デジタルシネマにフォーカスした映画祭「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016」で上映されることが発表された。高杉は常にアーミーナイフを持ち歩き、果物の皮をむいては食べるという栄大輔の中学生時代を演じている。
「女による女のためのR18文学賞」の最終選考にノミネートされた野村実来氏の小説を基に、数多くの映画祭で受賞歴を持つ映像制作集団「EIGAHANG」の加藤慶吾監督が実写化。幼なじみの栄が農家の一人娘と結婚することを知った中村由美は、ともに過ごした青春時代を回想する。いつも果物を食べていた栄との思い出がよみがえり、同時に思いを伝えられなかった後悔があふれ出す。由美は、約10年の時を経て過去と対峙することを決める。
ヒロイン・由美の目線で描かれる今作は、早稲田大学出身の若手クリエイターたちで構成される「EIGAHANG」が製作。映画作りにかける同世代と仕事をしてみたかったという高杉は、「中学1年生の時に初めてこの仕事をして、いつの間にかもう20歳になります。いろいろな現場にも、僕と同い年くらいのスタッフさんがいらっしゃることも少しずつ増えました」と振り返り、「同年代の皆さんと組んでもっとお仕事をしたいなと思っていたので、今回の作品に参加させて頂きたいと思いました」と語っている。
また、自身の役どころを「果物が好きで学校に丸のまま持ってきて、そこでナイフで切って食べちゃう男の子です」と説明。果物を扱うシーンが多いそうで、「家でナイフを使って果物をむく練習はしました」といい、「小さいころから割としていたので、本番はすんなりできたと思います」と胸を張る。さらに物語については「長年の片思いを描いたものですが、大人になってもずっとずっと言えなくて、やっと言えた時は……っていうのが切なくて」と見解を述べ、「セリフがないところの仕草や表情に気をつけて演じたので、セリフの裏にあるものを感じながらご覧頂けるとうれしいです」と呼びかけている。
加藤監督によると、栄役は「『全身から唯一感、みたいなものを発している』人物である必要があった」という。キャスティングの時期がテレビドラマ「表参道高校合唱部!」の放送中だったこともあり、出演する高杉の存在感に目をつけた。「高杉さんのその唯一感に、ほぼ一目惚れのようなかたちで、『あ、栄はこの子じゃなきゃ嫌だな』という感情が湧きました」と明かし、「私たちのような若いメンバーと一緒に作品を撮ることに強い関心を持っていただき、このようなかたちでご一緒させていただくことができました」と喜びのコメントを寄せている。
あわせて劇中カットやメイキング写真が披露されており、作品を彩る瑞々しく繊細な映像世界の一端を見ることができる。「想影」は、由美役を松原菜野花、栄の大人時代を細田善彦が演じている。なお「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016」は、7月16~24日に開催。
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