ソ連発脱力系SF「不思議惑星キン・ザ・ザ」8月20日にリバイバル上映
2016年5月30日 12:00
[映画.com ニュース] ソ連発の脱力系SFカルト映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」(1986)が、約15年ぶりにリバイバル上映されることが決定した。デジタル・リマスター化された鮮明な映像で、8月20日からスクリーンによみがえる。
ジョージア(グルジア)の映画監督、ゲオルギー・ダネリアが旧ソ連時代の社会や資本主義に対する皮肉や風刺をゆるく描き、当時のソ連で大ヒットを記録したSFコメディ。日本では1989年に「ソビエトSF映画祭」で初上陸、2001年にニュープリントで劇場公開された。
空間移動装置を起動してしまったふたりの男が、思いがけずキン・ザ・ザ星雲の惑星ブリュクにワープし、異星人にだまされながらも地球に帰還しようと奮闘する。デジタル・リマスター版の予告編では、「クー」と連呼する怪しげな異星人たちが登場し、独特の世界が広がる。
「不思議惑星キン・ザ・ザ」は、8月20日から東京・新宿シネマカリテほか全国で公開。