ペドロ・アルモドバル製作で実在の事件描く「エル・クラン」、日本公開は9月
2016年5月29日 08:00

[映画.com ニュース] スペインの名匠ペドロ・アルモドバルが製作を務め、第72回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞したアルゼンチン映画「EL CLAN」の邦題が「エル・クラン」に決定し、9月から日本公開されることが明らかになった。
「セブン・デイズ・イン・ハバナ」のパブロ・トラペロ監督がメガホンをとった本作は、本国で公開から8週間の累計観客動員数が300万人を記録し、第10回アルゼンチンアカデミー賞で最多5部門に輝いた。さらに、スペインのアカデミー賞にあたる第30回ゴヤ賞でイベロアメリカ映画賞、第40回トロント国際映画祭でPlatform Prize特別賞、第32回マイアミ国際映画祭で観客賞を受賞。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、満足度90%という高評価を獲得している。
1983年にアルゼンチンで発生した実在の事件をもとに、裕福な一家が抱える「誰にも言えない秘密」を描く。近所の人々から慕われているプッチオ一家の周辺で、金持ちだけを狙った身代金事件が多発。住民たちが不安を募らせるなか、プッチオ家の主・アルキメデスは、鍵のかかった部屋に食事を運ぶという不審な行動をとっていた。「エル・クラン」は、9月から東京・新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開。
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