「アナ雪」続編で「エルサにガールフレンドを」運動にイディナ・メンゼルが賛同
2016年5月27日 12:00
[映画.com ニュース] ウォルト・ディズニー・アニメーションが大ヒット映画「アナと雪の女王」の続編準備を進めるなか、「エルサに彼女を」というLGBT運動がソーシャルメディアで広まっている。
事の発端は、10代のフェミニスト活動家として知られるアレクシス・イザベルが、「ディズニーがエルサをレズビアンの女王にしてくれたらいいのに」とツイッターで発信したことがきっかけ。ディズニーの人気キャラクターが同性愛者であることが明らかになれば、同性愛者に勇気を与えるばかりか、世間の偏見を軽減することができると考えたという。エルサといえば、彼女が歌う「レット・イット・ゴー ありのままで」がカミングアウトを象徴する歌だと解釈する人が少なくないことから、同性愛者と見る向きが少なくない。
そんななか、5月22日、米ラスベガスで行われたビルボード・ミュージック・アワードにおいて、エンタメ情報番組エンターテインメント・トゥナイトはエルサの声を担当するイディナ・メンゼルを直撃。レッドカーペットで「エルサに彼女を」運動に対する意見を求められたメンゼルは、「素晴らしいと思う」と返答。また、もし同性愛者であるという設定になったとしても、その決断を受け入れるとコメントしている。
「アナと雪の女王2(仮題)」の劇場公開日は発表されていないが、2019年以降とみられている。