スクープか誤報か?実際の経歴詐称報道を描く「ニュースの真相」緊迫の予告編公開
2016年5月27日 18:00

[映画.com ニュース] 実話をもとに一大スクープとその余波の一部始終を描いた「ニュースの真相」で、ケイト・ブランシェットとロバート・レッドフォードの緊迫感あふれる演技を収めた予告編第1弾が公開された。
2004年に米CBSが報じた、当時の米大統領ジョージ・W・ブッシュの軍歴詐称疑惑のスクープとその後の騒動を、当事者である番組プロデューサー、メアリー・メイプスの自伝をもとにすべて実名で映画化。メイプスを2度のオスカーに輝く名女優ブランシェット、看板番組のアンカーマン(司会者)を務める伝説のジャーナリスト、ダン・ラザーをレッドフォードが演じた。全米公開時には、当のCBSが同作のテレビCM放送を拒否し、物議を醸したという。
予告編では、一大スクープが一転、証拠の偽造が疑われたことで番組スタッフはじめ局全体が非難の的となるさまが克明に刻まれている。事態の収束を図る局の上層部や、内部調査委員会の圧力に屈せず、メイプスが「絶対に真実を潰させないわ」とジャーナリストの矜持と信念を貫くさまを、ブランシェットが気迫たっぷりに演じている。
「ニュースの真相」は、8月から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で順次公開。
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