子役時代から30年来の親交…堀内賢雄が浪川大輔の成長に感慨
2016年5月23日 21:30

[映画.com ニュース] テレビアニメ「牙狼 GARO 炎の刻印」の続編となる劇場アニメ「牙狼 GARO DIVINE FLAME」初日舞台挨拶が5月21日、東京・新宿バルト9で行われ、主人公レオン・ルイス役の浪川大輔をはじめ、レオンの父親ヘルマン役の堀内賢雄、ロベルト役の富田美憂、林祐一郎監督が登壇した。
同作は、雨宮慶太監督・原作の特撮作品「牙狼 GARO」シリーズ初のテレビアニメ「牙狼 GARO 炎の刻印」から4年後を舞台に、「魔女狩り」で処刑された魔戒法師を母に持ち、「魔戒騎士」最高位の称号「ガロ」を受け継ぐ青年レオンと、“最も美しい”と呼ばれるホラー「ニグラ・ヴュヌス」の戦いを描く。
テレビシリーズからおよそ1年ぶりにレオンを演じた浪川は、「テレビシリーズでは(父 親の)ヘルマンに対して悪態ばかりついていたが、4年経って大きく成長した。特に、ラストシーンには注目してもらいたい」と熱弁。これを受けて堀内が「浪川くんもレオンとともに成長した」と感慨深げなまなざしを送ると、浪川は「(子役時代から堀内とは)もう30年ほどの付き合いですが、まだのびしろがありますかね?」とはにかみ、和やかなムードでトークは進行。ヘルマンの息子でルイスの異母弟となるロベルトを演じた富田は、「ふたり(浪川と堀内)の協力でロベルトができ上がったという感じがあります」と話し、堀内はロベルトのことを自分の子どもだと思いながらアフレコに臨み「『まだ見ぬ我が子に会いたい』という気持ちを全編に込めた」という。
また、アフレコの現場は、ベテランの堀内ですら簡単にOKテイクが出ない厳しさだったが、堀内は「『もう一回、もう一回』とセリフを妥協してくれない。すると、僕のお芝居がだんだん良くなっていく。何回も挑戦するのが嫌じゃなかった」と述懐。浪川も、ラストシーンの見せ場は「セリフが長くて声を張らないといけないのに、なかなかOKが出ない。(監督を)悪魔かと思った」と冗談交じりに苦心を語り、林監督は「スタッフ、キャストに恵まれた作品。80分で1200ほどのカットがあるが、すべてのカットにこだわり、最善を尽くした」と満足げに話した。
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