「フォースの覚醒」デイジー・リドリー、新版「ハムレット」のオフィーリアに
2016年5月23日 19:30
[映画.com ニュース] 「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のヒロイン、レイ役でブレイクしたデイジー・リドリーが、ウィリアム・シェイクスピアの悲劇「ハムレット」の新解釈版ともいえる新作映画「オフィーリア(原題)」で、タイトルロールのハムレットの恋人オフィーリアを演じることになった。
クレア・マッカーシーがメガホンをとり、リサ・クラインの同名ヤングアダルト小説を映画化する本作は、「ハムレット」のリ・イマジニング版。デンマーク王子ハムレットが、殺された父王の仇を討とうとする原作では、オフィーリアはハムレットに翻弄され、度重なる悲しみの末に錯乱状態に陥り、溺死する悲劇のヒロインだ。
しかし、米ハリウッド・レポーターによれば、本作はオフィーリア視点の作品となり、原作ではそのほとんどが死んでしまう登場人物も生き延びて、ある種のハッピーエンディングを迎えるという。
なお、ハムレットの母親で、父王を殺した張本人である王の弟クローディアスと再婚する王妃ガートルード役で、ナオミ・ワッツが出演交渉中であることがわかっている。ハムレット役は未定。