サッカー選手のキャリア描く「U-31」、主演・馬場良馬は現場でツンケン?
2016年5月23日 14:30

[映画.com ニュース] 「GINT KILLING」の網本将也原作によるサッカー漫画を実写化した「U-31(ユーサンジュウイチ)」の完成披露イベントが、5月22日東京・御茶ノ水の全電通労働会館で行われ、主演の馬場良馬、中村優一、根本正勝、中村誠治郎、谷健二監督が登壇した。
完成を喜んだ馬場は、「サッカーがテーマの映画なんですけれど、サッカー選手のキャリアが下り坂になってきた役。常にイライラして何かを抱えている役だったので、撮影中は(共演者に対して)ツンケンしてることが多かった」と述べたが、すぐに「そんなこともないか(笑)。楽しかった」と前言撤回。和気あいあいだったと明かし、冒頭から客席を笑わせた。
サッカー経験がほぼなかったという中村優一は、「去年、まだ結構日差しが強かった時期にうまい人達の中に混ざって練習したんです。バテバテになったことを思い出しました」と撮影前に積んだトレーニングを振り返った。根本から「すごく素敵な監督」と言われた谷監督は、「4人共、どういう芝居をするかということはわかっていたので、現場ではそんなに苦労することがなかった」とキャスト陣を絶賛。順調な撮影だったことをうかがわせた。
またクイズイベントの際に罰ゲームを求められた中村(誠)。アントニオ猪木氏のモノマネを披露し、会場を沸かせた。
「U-31」は、講談社「モーニング」にて連載された同名のサッカー漫画が原作の青春映画。チームからクビを言い渡された31歳のプロサッカー選手・河野敦彦(馬場)は、再起を賭けるべく古巣の弱小チームに戻る。経営側と若手選手との壁を感じながらも黙々と練習をする河野に、次第に周囲も影響され始める。ジェフユナイテッド市原・千葉の25周年を記念した作品。8月27日より全国公開。
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