放火を犯した娼婦の物語 桃井かおり監督作「火 Hee」予告編公開
2016年5月16日 06:00
かつて放火を犯した娼婦が精神科医との対話を通じて、その呪われた生涯を独白する姿をサスペンス風に描いた作品で、桃井の監督第2作。米ロサンゼルスの桃井の自宅で撮影され、今年2月のベルリン映画祭フォーラム部門でのプレミア上映で話題を呼んだ。予告編では、異国の地で一人で生きる主人公が、自身の生き様を狂気に満ちた様子で話す場面が切り取られている。
桃井は、奥山和由プロデューサーから出演オファーとともに監督を打診されたと明かし、「主人公の女は、放火を犯しながら罪の意識さえない、物事を判断する尺度が折れ曲がっているとしか思えない女。でも、雫れ落ちてくる言葉には、なぜかリアリティがある。誰でもいいからつながろうと生きている。どこか今の時代の象徴だと感じます。私はそんな人間を描き、演じたかったのです」と作品への思い入れを語る。中村氏は「桃井さんの圧倒的な才能に戦慄しました。何てすごいんだろう。この映画は伝説になる」と、“監督”桃井の手腕を絶賛している。
「火 Hee」は、8月シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。
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