佐藤健、共演猫に好感度負け!?「みんな猫しか見ない」
2016年5月14日 15:40

[映画.com ニュース] 佐藤健と宮崎あおいの初共演で、映画プロデューサー・川村元気氏の小説を映画化した「世界から猫が消えたなら」が5月14日、全国290スクリーンで公開された。佐藤と宮崎は、共演の濱田岳、奥田瑛二、原田美枝子、永井聡監督とともに東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台挨拶に立った。
永井監督は、佐藤の印象を問われると「会う前はクールな感じかなと思っていたが、等身大の男の子だった。背伸びもしない、気持ちの良い青年。本人のいないところでは、みんな、たけるんたけるんって言っていた。好かれますね。健くんはいい子です」とニッコリ。佐藤は「ありがとうございます」とはにかむと、隣の宮崎に「いい子ですよね?」と話しを振って照れ隠し。宮崎は、「良い子だと思います」と笑顔で即答していた。
現場でスタッフ、キャストから愛されていたという佐藤だが、主人公「僕」の愛猫キャベツを演じたタレント猫のパンプが登場すると「僕がどんなに芝居をしても、モニターをチェックしに行くと、みんなパンプしか見ないんですよ。猫には勝てないですね」とぼやき節。すると、永井監督も「健くんとパンプが一緒にやっている時、健くんの方がNG出すくらいパンプは優秀。安定している」と追い打ちをかける。
佐藤は「すみません」と苦笑いを浮かべると、「僕は猫を飼っていたのでわかるけど、普通はこんなの無理。パンプは本当にいい子で、お芝居もほとんどNGなかったですから。もう、大御所って感じですね」と完敗宣言。それでも「僕は撮影中孤独な日々で、共演者がパンプ、もしくは自分(1人2役)だった。唯一の癒しがパンプだった」といい、腕の中の“相棒”を愛おしそうに見つめていた。
映画は、余命わずかな郵便配達員の「僕」は、自分と瓜二つの姿の悪魔から「世界から何かひとつ、ものを消すことで、1日の命をあげよう」と提案され、さまざまなものを消し去っていく。ものを消す度に大切な思い出も失われていくなかで、僕はかつての恋人、親友や家族との絆を確かめていく。
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