高畑裕太、「ヘイル、シーザー!」アフレコ挑戦で参考にしたのは“あの人物”
2016年5月12日 18:30
[映画.com ニュース] ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、ジョナ・ヒル、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら豪華キャストが顔をそろえた「ヘイル、シーザー!」の公開を記念したアフレコイベントが5月12日、都内で行われた。ゲストとして、女優・高畑淳子の息子で俳優の高畑裕太とお笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次が参加し、映画の爆笑シーンを切り取った特別予告編に声を吹き込んだ。
2人がアフレコしたのは、「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ映画で、若き日のハン・ソロ役に抜てきされたオールデン・エアエンライク扮する若手俳優ホビー・ドイルに、「ハリー・ポッター」シリーズのレイフ・ファインズ演じる大物監督ローレンス・ローレンツが演技指導するシーン。なまりの抜けないドイルにローレンツ監督が四苦八苦するさまが笑いを誘う内容となっている。こちらのシーンを使用し、日本全国の方言の字幕を付けた「ご当地予告編」の反響が大きかったことを受け、吹き替え版が制作される運びとなった。
映画イベント初参加となる高畑は、アフレコ前からドイル役になりきり「このお話をいただいた直後、役作りに悩んでいたときにガッツ石松さんから電話があって、『裕太、元気? 俺はね、今、山の景色を見ているよ。じゃあね』とだけ言って切られて(笑)。そのときに『これだ!』と思った」と、“ガッツ仕込み”のなまりを披露するなど気合い十分。収録時にはローレンツに扮した秋山と息の合ったかけあいを見せたほか、即席のショートコントを披露して会場を笑いに包んだ。作品の見どころは「かけあい。何年かコンビを組んでいないとできない(くらいの完成度)」(秋山)、「大スターたちが、普段やらないようなくだらないけど面白いことをやっている。映画で声を出して笑ったのは久しぶり」(高畑)と語った。
「なんでだがね」となまり全開のドイルをコミカルに演じた高畑は、現場で経験した失敗談として「(NHK連続テレビ小説)『まれ』で、ラストカットでは主役を抜く(撮る)ものなのに立ち位置がわからなくてカメラとヒロインの真ん中に立ってしまった」と告白し、秋山にからかわれていた。
「ヘイル、シーザー!」は、1950年代のハリウッドの製作スタジオを舞台に、“スタジオの何でも屋”エディ・マニックス(ブローリン)が、スタジオから誘拐された大スターのベアード・ウィットロック(クルーニー)の行方を追うさまを描く。ジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督がメガホンを取った。5月13日から全国公開。
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