「HOT LIMIT」スーツの次は全身カエルメイク!?西川貴教、「ギャラクシー街道」歌唱シーンメイキング映像

映画は、老巧化が激しいスペース幹線道路「ギャラクシー街道」の脇にたたずむハンバーガーショップ「サンドサンドバーガー・コスモ店」を舞台に、そこで働く人々と客たちが繰り広げる騒動を描く。西川は、「そばに寄るのもためらってしまうような気味の悪い容姿のカエル型宇宙人で、粘性の液体を全身から分泌、動作範囲を湿らせてしまうことなどから、優しい性格であるにもかかわらず、周囲から敬遠されてしまう」（三谷監督談）個性をもつクロローン星人のズズに扮している。

全身にバンテージを巻きつけたような「HOT LIMITスーツ」をはじめ、個性的なステージ衣装で知られる西川は、本作では全身をレーザーでスキャンして型を取り、特殊メイクを施してズズ役に挑戦。だが、共演者たちは人間とほぼ変わらない見た目の役だったため「みんなに言われるんですよ。“西川さんだけ本気だね”って」と1人浮いていたとこぼす。一方、三谷監督は「どんなに特殊な格好をしていても、西川さんが扮することで、すっかり憎めないキャラクターへと変ぼうを遂げ、全然気持ち悪くない！　これは僕にとっても想定外でした（笑）」と振り返っている。

メイキング映像の中でも西川は見事な歌声を披露しているが、三谷監督は「今回、撮影の中では西川さんに何度も歌ってもらったのですが、何度聴いても本当にうまいんです！　もちろん、あらかじめ西川さんの歌唱力の高さや技能への定評は認識していました。実際、目の当たりにしてみると、その安定感のある発声と抜群の音感に驚いてしまった！」と手放しで称賛した。さらに、「いつかミュージカル映画を撮りたい」と野望を明かした三谷監督は、「この撮影を通して、ますますミュージカル映画への思いが強まりました」と西川に大いに刺激を受けたと語っている。

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