生田斗真、「秘密」で共演した岡田将生&松坂桃李は勢いのある“ゆとり世代”!
2016年5月11日 14:35

[映画.com ニュース] 「るろうに剣心」シリーズ(2012~14)の大友啓史監督が生田斗真とタッグを組んだミステリー「秘密 THE TOP SECRET」の完成報告会見が5月11日、都内で行われ、大友監督と生田をはじめ共演の岡田将生、松坂桃李、栗山千明、大森南朋が出席した。
事件被害者の“脳に残った記憶”を映像化し、迷宮入りした事件を捜査する警察庁の特別機関「第九」。第九に配属された新人捜査官の青木一行(岡田)は、室長の薪剛(生田)らとともに、死刑囚の脳内記憶を手がかりに行方不明となった娘・絹子(織田梨沙)を捜し始めるが、やがて日本全体を揺るがす凶悪事件に巻き込まれ、同時に薪の謎めいた過去に迫っていく。
金髪で登場した生田は「衝撃作品が出来上がりました。問題提起をしながらもエンタテインメント作品に仕上がっています。日本映画を次のレベルに持っていくひとつの要因になれば」と誇らしげに語った。初参加となる大友組に関しては「大友監督は、ものづくりに対する欲望や熱が渦巻いている方。クランクイン前に脳科学の講義から始まって、本気度合いを感じましたね。1秒も飽きることのない日々でした」と振り返った。岡田と松坂については「勢いのあるゆとり世代の役者さんと共演できてうれしかった」と2人が共演しているテレビドラマ「ゆとりですがなにか」に引っ掛けたコメントで笑いを誘った。
いじられた2人は、生田が記者に呼びかけた「よいインフォメーションをお願いします」という言い回しをまねするなどチームワークの良さをのぞかせ、「(青木は)ものすごくチャレンジングな役。自分自身の役と一緒に大きくなろうと思っていた」(岡田)、「ここまでタブーぎりぎりの作品はなかなかない」(松坂)と語った。薪の同僚・鈴木克洋を演じた松坂は、ある事情により命を落とした設定だが「死んでいるところからクランクインでしたね。いかに体を動かさないか」と自身初という“死体”を演じた感想を述べた。
本作では、主観カメラを導入し、出演者が実際にカメラを装着して撮影した映像が使われている。生田は「こんな形でカメラマンデビューするとは。(カメラを装着した状態で)僕が松坂くんともみ合うシーンがあるのですが、『松坂桃李を撮るなら俺が1番だ!』というくらいの腕前になっているんじゃないか」と自信満々。岡田も「カメラマンとして少しずつ成長していきましたね。スタッフさんにも『岡田くんうまいね』とほめられてうれしかったです」と手ごたえを口にした。
「秘密 THE TOP SECRET」は、吉川晃司、リリー・フランキー、椎名桔平が脇を固める。8月6日から全国公開。
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