宮迫博之、野村萬斎と“新コンビ”を結成して思ったこととは?
2016年5月6日 13:00

[映画.com ニュース] お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之が、映画「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」(公開中)で売れない芸人役に挑戦。狂言師の野村萬斎と“新コンビ”「マイティーズ」を結成した。
マイティーズは、萬斎演じる仙石和彦の残留思念を読み取る能力を宮迫扮する丸山竜司がイジるネタで一時は人気を得たが、仙石が人間不信に陥り引きこもったため事実上解散。丸山は、鳴かず飛ばずでピン芸人を続けているという設定だが、「芸人の役をやることはないので変な感じでしたけれど、自分も仕事がない時代を経ているので気持ちは大いに分かる部分が多かったですね」という。
毒舌ネタが受けず、舞台を降りたら借金取りに追われる丸山の登場シーン。ロケ地は偶然にも20年ほど前に近所に住んでいた公園のステージだった。「宮川大輔とあそこでよう、缶ビールを手にいつか売れたるからなって言うてた場所なんです。だから懐かしいと思いながらやっていましたけれど、そんな場所で売れない芸人役をやるんかいって話ですよね。不思議な縁です」
回想シーンでは、これまで接点のなかった萬斎との漫才で絶妙の掛け合いを披露。「日本の伝統を守っている方ですからお堅い、とっつきにくい人なのかなと思っていたんですけれど、全然そうではなかったです。僕よりしゃべるんじゃないですか。漫才も手こずるのかと思っていたのに、そこは伝統芸能をやられているからでしょうけれど舞台の間っていうのか、うまく合わせてくれたんでしょう。非常にスムーズでした、いつも隣にいるおかっぱ(蛍原徹)よりやりやすかったですよ。何年も漫才をしていないので、にこいちで(マイクを挟んで2人で立つことのたとえ)お客さんの前でしゃべるのも、久しぶりで楽しかったです」
2人は、失踪したピアノ教師の捜索を依頼され再結成。ぶつかり合いながら連続殺人事件の真相に迫っていく。中でも宮迫は特にアクションが多い印象だが、「確かに。そんなグルングルン回るんやとか、けっこう蹴るねえっていうのはありました。まあまあ、ケガしましたね。ちょんとぶつかっただけの個所がこんなに真っ青になっているみたいな。もうちょっと若いつもりでいたんですけれど、細胞自体が衰えているんでしょうね。まあ、よりリアリティが出て良かったです」と自ちょう気味に笑う。
もともとは俳優志望で、映画「蛇イチゴ」では演技賞を受賞するほどの実力派。「大好きなことをやらせていただける、すごくありがたい状況。本職の役者の方には非常に申し訳ないんですけれど、緊張感もなく、ただただ楽しいというスタンスでやらせてもらえるのでありがたいです」と謙そんするが、現在もフジテレビ系「僕のヤバイ妻」で私立探偵役を好演中。「探偵につかれる側やろうって話ですよね。絶対ネタにされるのは分かっているんですけれど、脚本が面白かったんで。いい作品に出合ってタイミングが合えばという、何様やいう話ですけれど、ただただありがたいです」。俳優・宮迫博之への注目度は増すばかりだ。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

「鬼滅の刃」無限城編&超人気アニメ映画が【500円】で観られる!
【絶対にこの記事を読んでから観て】確実に損しないオトク情報
提供:KDDI

売春婦殺人事件、深刻な麻薬汚染…
遺体発見。妹でないことに、少しだけ安堵した。【現代の闇を描く、注目の衝撃作】
提供:BS10スターチャンネル

絶対に開かないでください。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
提供:ワーナー・ブラザース映画

雪風 YUKIKAZE
【観て、心から本当によかった】「コード・ブルー」「海猿」に涙した人にもオススメしたい新たな傑作
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、バンダイナムコフィルムワークス

なんだこのぶっっっとんだ映画は!?
【観ないのは映画人生の損失?】狂気的なクオリティでぶち抜く“常識外れの超高評価作”
提供:東映

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【ボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生の物語。そのままの君が、好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある!
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を“まさかの方法”でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券