米配車サービスを題材にした映画企画、ハリウッドで競合
2016年5月4日 19:30

[映画.com ニュース] アメリカでタクシーに変わる交通手段として普及しつつある配車サービスを題材にした映画企画が、ハリウッドで競合しているとハリウッド・レポーター誌が報じた。
アメリカではUberやLyftといった配車サービスが勢力を伸ばしているが、ユニバーサルはUberの運転手が逃走犯を乗せてしまったことがきっかけでトラブルに巻き込まれる映画の企画を獲得した。主人公の運転手役にはウィル・フェレルが決まっており、フェレルとアダム・マッケイの製作会社ゲイリー・サンチェスが製作。「ネイバーズ」のブレンダン・オブライエンが脚本を執筆することになる。
また、ユニバーサルのライバル、20世紀フォックスもUberを題材にしたオリジナル脚本「Stuber」を獲得した。事件捜査を行っている刑事を乗せてしまったUberの運転手をめぐるストーリーで、脚本は新鋭トリッパー・クランシー。「モンスター上司」の脚本を執筆したジョン・フランシス・デイリーとジョナサン・ゴールドスタインがプロデュースする。
ユニバーサルの企画は、人気俳優フェレルの出演が決まっているため知名度があるものの、脚本執筆はこれから。一方、フォックスの「Stuber」はすでに完成脚本があるものの、キャスティングは未定だ。どちらの企画が先に映画化に漕ぎ着けられるかに注目が集まる。
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