佐藤仁美が結婚式間近の女性役「惑う」公開決定!林弘樹監督ら屈指のスタッフ結集
2016年5月3日 17:00

[映画.com ニュース] 女優・佐藤仁美が主演した林弘樹監督作のヒューマンドラマ「惑う After the Rain」が、今秋に静岡で先行上映され、来春に東京・有楽町のスバル座ほか全国で公開されることが決定した。スタッフには、北野武や黒沢清の現場で助監督として活躍した林監督(「空飛ぶ金魚と世界のひみつ」)のメガホンのもと、世界的な衣裳デザイナー・黒澤和子氏、撮影監督の先駆者として知られる高間賢治ら、日本映画界屈指の面々が結集している。

主演した原田眞人監督作「バウンス ko GALS」(1997)でブルーリボン賞の新人賞やキネマ旬報新人女優賞に輝き、近年はバラエティ番組での“ぶっちゃけトーク”が人気を博す佐藤が、結婚式を間近に控えた女性・いずみ役に扮する。さらに中西美帆、宮崎美子、小市慢太郎、斎藤洋介、村田雄浩、藤田弓子ら実力派が脇を固めている。
昭和55年のある家族を題材に、日本社会が抱える家族制度の光と影を描く一方で、普遍的な人間愛を謳いあげた人間ドラマ。銀行で働きながら母・イト(宮崎)と妹(中西)を養ういずみ(佐藤)は、結婚式を翌日に控えていた。その夜、イトはいずみに、今は亡き父・誠志郎の夢を初めて打ち明ける。夢とは、この家から娘を嫁がせることだった。
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