30年前の母の死に隠された秘密とは?「ミモザの島に消えた母」予告公開
2016年4月30日 08:00

[映画.com ニュース] 「サラの鍵」(2010)の原作者タチアナ・ド・ロネ氏によるベストセラー小説を映画化した「ミモザの島に消えた母」の予告編が、このほど公開された。
フランソワ・ファブラ監督がメガホンをとり、ローラン・ラフィット、メラニー・ロラン、ウラディミール・ヨルダノフらが出演した人間ドラマ。避暑地ミモザの島で命を落とした母の死に隠された秘密が、30年の時を経て明かされる。サスペンスフルに謎に迫りながら、喪失感から立ち直ることができない息子、真実を打ち明けることができなかった家族の心の機微を繊細にすくい取っていく。
母の死に疑惑を抱くアントワンは、30年ぶりに訪れた島で過去を紐解く手がかりにたどり着く。しかし、家族は「ただの事故死だから掘り返すな」と話をはぐらかし、溝が深まっていく。なぜ母は死んだのか、家族は口を閉ざすのか。「もし、語られてきた家族史がすべて偽りだとしたら」というショッキングな幕開けの予告編は、緊張感あふれる映像で「家族とは何か」と問いを投げかける。物語の鍵となる、引き潮時に現れる道「パッサージュ・デュ・ゴア」のミステリアスな美しさにも注目したい。
「ミモザの島に消えた母」は、7月23日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。
(C)2015 LES FILMS DU KIOSQUE FRANCE 2 CINEMA TF1 DROITS AUDIOVISUELS UGC IMAGES
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース





