「ゲーム・オブ・スローンズ」のアリア、知られざる秘話を明かす
2016年4月30日 20:30

[映画.com ニュース] アクションスペクタクル巨編「ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風」がスターチャンネルで日米完全同時放送されることを記念し、第一章からアリア・スターク役で出演しているメイジー・ウィリアムズが初来日を果たした。
映画.comのインタビューに応じたウィリアムズが出演する本作は、ジョージ・R・R・マーティン原作の長編ファンタジー小説を、米有料チャンネルHBOが製作費60億円を投じて映像化した大ヒットシリーズ。第5章は、第67回プライムタイム・エミー賞では史上最多12部門に輝いた。そして最新シーズンとなる第六章は、初めてテレビシリーズが原作を追い越し、原作でもまだ語られていない物語が展開することが世界中から注目を集めている。
「ゲーム・オブ・スローンズ」が役者としての初めての仕事だったというウィリアムズは、「撮影当初は14歳だったから、アリアの役が自身の成長にも影響した」という。また、「アリアは自信家で、自分の意見をちゃんと持っているの。私自身はアリアほど影響力のある人間じゃないから、近づきたいと思うことはある」と熱を込めて話した。
アリアを演じることになるまで、ダンサー志望だったというウィリアムズは、通っていた即興劇のクラスで出会った講師に俳優業を薦められたことが役者の道へ進むきっかけだったと明かす。「オーディションを受け始めて、2つ目が『ゲーム・オブ・スローンズ』だった。そこで、(サンサ・スターク役の)ソフィ・ターナーとも出会ったわ。私とソフィの演技の相性が凄く良くて、この役が決まったの」と秘話を語った。また、肉体的にも精神的にもハードな撮影は、当時14歳だったウィリアムズにとって相当タフな挑戦だったようで、「子どもだったし、長時間の撮影は体力がもたなかったわ。それに役者としても経験不足だったし」と述懐。そんな苦労を乗り越え、現在は映画「The Devil and the Deep Blue Sea(原題)」の公開も控えているウィリアムズに今後のキャリアについて問うと、「監督業も選択肢の1つだし、色んな可能性があるわ。何が起こるか分からないしね」と、含みのある答えで煙に巻いた。
第五章の終盤で失明し、第六章からは盲目となるアリアを演じるにあたり「コンタクトレンズは付け心地悪いし、痛かった」とだけ話し、内容については明かさなかったウィリアムズ。好きな映画はピクサーの「インサイド・ヘッド」のようで、「子どもの時にあの映画に出合えていたら何であんなに感情を爆発させたのかとかそういうことが分かったのに!」と、劇中では見ることの出来ないキュートな一面を垣間見せた。
「ゲーム・オブ・スローンズ」最新シーズンの「第六章:冬の狂風」は、スターチャンネルで4月25日の午前10時から日米同時独占放送中(全10話)。
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