ジャニス・ジョプリンの素顔を手紙やインタビューで紐解くドキュメンタリー、9月公開
2016年4月25日 17:00

[映画.com ニュース]伝説の女性ロックシンガー、ジャニス・ジョプリンの素顔に迫ったドキュメンタリー映画「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」が、9月に劇場公開されることが決定した。
ジョプリンは、ブルースやフォーク音楽との出合いをきっかけに、孤独な学生時代から一転圧倒的な歌唱力で注目を浴びる。ウッドストック・フェスティバル、カナダ横断ツアー「フェスティバル・エクスプレス」など精力的な音楽活動に加え、1960年代後半には公民権運動、ベトナム反戦運動、ウーマンリブなど激動の時代の象徴となるが、70年にヘロインのオーバードーズによって27歳の若さで他界する。
本作は、遺族の全面協力のもとバンドメンバー、家族、友人、元恋人ら生前のジョプリンを知る人々のインタビューをはじめ、ロックスターとなっても変わらず書き続けた両親、兄弟、恋人へのパーソナルな手紙を軸に、ひとりの女性としてのジャニス・ジョプリン像を浮き彫りにしていく。
「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたアレックス・ギブニーが製作、新鋭エイミー・バーグ監督がメガホンをとり、第72回ベネチア国際映画祭でワールドプレミア上映された。アーカイブ映像にはジョン・レノン、ピンクらが出演している。
「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」は、9月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で公開。
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