「ちはやふる」広瀬すずらが、歌舞伎町をジャック!ファン2500人が歓喜
2016年4月20日 19:18
[映画.com ニュース]女優の広瀬すずが4月20日、東京・新宿歌舞伎町セントラルロードで行われた、主演映画「ちはやふる」のレッドカーペットイベントに、共演の野村周平、真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、松岡茉優、小泉徳宏監督とともに登場した。
作品を象徴する短歌「千早ふる 神代もきかず竜田川 から紅に水くぐるとは」にちなみ、この日は劇中と同じ袴姿のキャスト陣が約50メートルのレッドカーペットを練り歩き、集まったファン2500人が赤いうちわを持つという演出で歌舞伎町を真っ赤に染め上げた。
キャスト陣が登場するなり、観客からは割れんばかりの大歓声が上がる。広瀬と松岡は、時折照れくさそうに微笑み合いながらファンの声に手を振って応える。真剣は観客の目の前まで歩み寄り、丁寧に握手。レッドカーペット内を縦横無尽に動き回っていた野村は、握手、ハイタッチ、サインと大サービスだった。
レッドカーペットを歩いた感想を問われると、広瀬は「こんなにたくさんの方に集まっていただけるなんて。『ちはやふる』という作品が届いているということが実感できた。もったいないくらい幸せな時間でした。『下の句』もあるので、もっともっと作品に込めた思いが届けばいいなと思いました」とニッコリ。真剣も「まずは、足を運んでいただいたことがありがたい。こんな経験はないので、新鮮な気持ちでやらせてもらいました」と感謝を口にした。興奮冷めやらぬ様子の野村は「僕だけ右往左往していましたが、こういう時しか会えないから」といい、「ねー?」沿道に問いかけると、黄色い歓声で観客が同調。野村は「ほらー!」と得意げな笑みを浮かべていた。
登壇陣から喜びの声が上がる一方、松岡は「こんなにたくさん集まっていただいたので、嬉しくなっちゃってすずと手をつないだんですけど、早々に離されて、気づいたら(広瀬は)かなちゃん(上白石の役名)と手をつないでいた」と寂しそうに語る。「つないでたね……」と広瀬と上白石が苦笑するなか、松岡は「ここすごい仲良いんですよ。だから真剣佑と私は、結構疎外感を感じている」と真剣に視線を移したが、真剣は「そんなことないですよ。遊びに行ったりとかしましたよ」とあっさり否定。松岡が「じゃあ私だけみたいです」とうなだれると、真剣はあわてて「僕がいますよ」とフォローしていた。
累計発行部数1600万部を突破した末次由紀氏の人気漫画を2部作で映画化。綾瀬千早、真島太一、綿谷新の幼なじみ3人が競技かるたに情熱をそそぐ姿や、恋模様を描く。前編「ちはやふる 上の句」は公開中、後編「下の句」は4月29日から全国公開。