市川染五郎&松岡茉優、劇場版「ポケモン」最新作でアニメ声優初挑戦!
2016年4月9日 06:00
[映画.com ニュース] 歌舞伎役者の市川染五郎と女優の松岡茉優が、人気アニメシリーズ最新作「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z 『ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ』」でアニメ声優に初挑戦することがわかった。シリーズおなじみの中川翔子、山寺宏一とともに、ゲスト声優としてポケモンの世界に参加する。
市川はテレビ番組でナレーション、松岡は「ジュラシック・ワールド」で日本語吹き替え版声優を務めているが、アニメに挑戦するのはともに今回が初めて。それぞれ、幻のポケモン・ボルケニオン、サトシたちが訪れる超カラクリ都市・アゾット王国のキミア王女役を担当する。
ボルケニオンは本作の主役ポケモンで、人間に傷つけられたポケモンたちを守る強く優しい存在。人間が大嫌いにもかかわらず、サトシと不思議な鎖でつながってしまう。重要なキャラクターを担う市川は、「アニメの声優は初めてのチャレンジなので、楽しみであり、不安でもあり……」と吐露しながらも、「これだけの歴史をお持ちの作品なので、ポケモンファンの皆さまの期待を裏切らないよう、良い意味で化けて、誰の声だかわからないくらいメガシンカできるよう頑張ります」と意気込んでいる。
松岡は、小さい頃からファンだという同シリーズへの参加に大喜びで、「おはスタ」に続く山寺との再タッグに「大好きな大先輩、やまちゃんこと山寺宏一さんと共演できることが心から嬉しい」と感激しきり。初のアニメ声優に緊張をにじませながらも、「敬愛するやまちゃんと素敵なスタッフの方々にご指導賜りながら、ポケモンならではの感動と興奮を今年もお届けできるよう心して挑みます。夢が叶った!」と語った。
10年連続参加となる中川は、キミア王女の弟ラケル役に決定し「今まで演じさせて頂いた中でも最難関更新の予感がするほど、難しい役だと思いました。きっと10年という経験値を積んだ今だからこそ演じられる役だと思いますので、その経験値に10年分の感謝も込めて、体当たりで臨みたいと思います」。シリーズの代名詞ともいえる山寺は、「『おはスタ』は卒業ですが、『ポケモン映画』はまだ卒業ではなかったです!(笑)アゾット王国の大臣ジャービス役で今年で19作連続出演させて頂けるとのこと、とても嬉しく思います」とコメントを寄せている。
「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z 『ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ』」は、7月16日から全国で公開。