二階堂ふみの愛らしい“金魚口”に大杉漣も照れ笑い 「蜜のあわれ」メイキング映像公開
2016年4月7日 18:00

[映画.com ニュース] 二階堂ふみと大杉漣の共演で、大正期から昭和期に活躍した詩人・小説家の室生犀星が晩年に発表した小説を映画化した「蜜のあわれ」(公開中)の新たなメイキング映像が、公開された。
人生の終盤に差し掛かった老作家(大杉)と金魚の姿をもつ少女・赤子(二階堂)の奇妙な共同生活を軸に、老作家の過去の女・田村ゆり子の幽霊(真木よう子)、老作家の友人だった作家・芥川龍之介の幽霊(高良健吾)、赤子の過去を知る金魚売りの辰夫(永瀬正敏)らの人間模様を幻想的に描く。
公開されたのは、ゆり子と遭遇した直後、老作家が赤子にゆり子の過去を説明するシーンの撮影風景。ゆり子が幽霊と知った赤子は目と口を大きく見開くが、映像では二階堂が金魚の動きに近づけるため、口をパクパクと開閉する様子が映し出される。「(金魚じゃなくて)コイっぽくないですか?」と大杉やスタッフと真剣に話す光景や、二階堂の演技に大杉が照れ笑いを浮かべる様子、二階堂がメイキング映像を撮影するカメラに向かって金魚のまねをする姿など、現場の雰囲気が伝わるようなほほえましい内容となっている。
(C)2015「蜜のあわれ」製作委員会
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース





