二階堂ふみ、石井岳龍監督の懇願により「赤い服もう少し着続ける」
2016年4月2日 13:55
同作は、4月1日に全国25スクリーンで公開。この日は二階堂をはじめ、メガホンをとった石井岳龍監督、共演の大杉漣、真木よう子、高良健吾、永瀬正敏、韓英恵、渋川清彦が登壇した。大正期から昭和期に活躍した詩人・小説家の室生犀星が晩年に発表した小説の映画化で、二階堂は変幻自在の金魚の姿をもつ少女・赤子に扮している。
それだけに、今作のプロモーション中は赤い衣装に身を包むことが多かった。だが、「今日で“赤おさめ”という気分です」と語ると、石井監督は「今日でおしまいではなく、あと1年くらい着て頂きたい。映画化これからが始まりなので」と懇願。笑みを浮かべた二階堂は、「ひとりでも多くの方に見て頂くために、赤をもう少し着続けようと思います」と場内のファンに誓った。
作家・芥川龍之介の幽霊を演じた高良は、「死ぬ役が多かったので、その後が出来て嬉しかった」とニッコリ。役作りは「芥川さんが動いている映像というのを見せてもらった。幽霊だけど、生きているようにやっていいかなと」と明かした。金魚売りの男役で出演した永瀬は、「金魚が主役の映画は世界で初なんじゃないか」と語り、二階堂の現場での存在感を絶賛した。
少女・赤子とに「おじさま」と呼ばれる老作家役を熱演した大杉は、石井監督との仕事を熱望してきただけに感無量の面持ち。「そんなに大きな公開(規模)じゃないんです。大きなバジェットでもありませんが、スタッフ、キャストの志がたくさん詰まった作品になったと思う」と自信のほどをうかがわせ、客席に深々と頭を下げていた。
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