堕ちたスケーター、トーニャ・ハーディング伝記映画主演にマーゴット・ロビー
2016年3月24日 12:00

[映画.com ニュース] 1994年のリレハンメル五輪直前の「ナンシー・ケリガン襲撃事件」で罪に問われた、アメリカの元フィギュアスケート選手トーニャ・ハーディングの伝記映画が製作され、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のマーゴット・ロビーがハーディングを演じることがわかった。
米オレゴン州ポートランドの貧しい家庭に育ったハーディングは、91年の世界選手権で2位に入るなど、アメリカを代表するフィギュアスケーターとして活躍していた。しかし、94年のリレハンメル五輪の代表選考会となった全米選手権の会場で、ライバルだったケリガンが何者かに襲われ、膝に怪我をした事件に関与していたことが発覚。リレハンメルでは、怪我を乗り越えて出場したケリガンが銀メダルに輝く一方で、ハーディングは精神的に崩れて醜態をさらしたうえに8位に終わった。
オリンピック後は、服役こそしなかったものの、全米スケート協会から過去のメダルや権利を剥奪され、スケーター生命は終わりを告げた。その後、歌や女優、ボクシングや格闘技などに挑戦するも、いずれのキャリアもパッとせずに終わっている。現在は1児の母として普通の生活を送っているようだ。
米Deadlineによれば、今回の新作「I,Tonya」はスティーブン・ロジャースが脚本を執筆。ロビーは、ブライアン・アンクレスと共同でプロデュースも手がける予定だという。
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