武田梨奈、残虐ホラー作で“女の魅力”発揮「男性を誘惑するシーンが多かった」
2016年3月22日 20:05

[映画.com ニュース] 「E★エブリスタ」に投稿されたネット小説を実写化したホラー映画「ドクムシ」の完成披露試写会が3月22日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演した村井良大と武田梨奈、共演の秋山真太郎、メガホンをとった朝倉加葉子監督が舞台挨拶に出席した。
監禁された7人の男女が互いに殺し合う“デスゲーム”に巻き込まれた大学生・レイジ(村井)らが、理性を失いながら脱出しようともがく姿を描いた。武田は、極限状態で“女性の魅力”を発揮するキャバクラ嬢・アカネ役に挑戦。撮影を「女を武器にして男性を誘惑するシーンが多かった」と振り返り、たくましく生き抜く役どころだっただけに「女性ってすごい」と感嘆の声を上げた。
一方で村井は、もう1人の主役・レイジの性質を「その辺にいそうな普通の大学生。率先してリーダーシップをとるわけでもなく、怯えるでもなく(狂気に)流されていく」と説明し、「すごく弱い存在だと思って演じていました」と込めた思いを語る。そして自称・新聞記者のユキトシに扮した秋山は、「登場人物はみんな闇を抱えていますが、僕も相当闇を抱えている役です」と、ネタバレを避けるため慎重な言葉選びで語った。
昨年6月に行われた撮影は、光が入らない廃校の一室で行われた。村井は「太陽の光も入らない。撮影中は本当に真っ暗で、昼夜もわからなくなっていたし、自分の気持も落ちていきました」と吐露し、武田も「早朝から深夜まで撮影することも多く、1週間、丸々日を浴びていない状態だった。みんな、感覚がおかしくなっていました」と過酷な状況だったことを明かした。
さらに武田は、ストイックな役作りを敢行した秋山に最敬礼。「1週間ほぼ食べ物を口にしていなくて、後半はフラフラでしたよね」と尊敬の眼差しを向ける。すると秋山は、謙そんしつつも「食べてはいましたが、水だけしか飲めないという設定だったので。倒れて迷惑をかけてはいけないので、水だけは飲むようにしていました」と事も無げに告白していた。
「ドクムシ」は、4月9日から新宿ピカデリーほかで2週間限定公開。「ニコニコ動画」のネットシネマでも、同日から上映される。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった…
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画料金は高すぎる!!!!!
【そこで衝撃の価格破壊!!】2000円→???円になる“裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

ヤバい映画みつけましたよ
【いた…凄まじくクレイジーな監督が…!】壮大VFXの映画をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年
提供:Henge