小栗旬×大友啓史監督「ミュージアム」恐怖が凝縮された10秒間の特報完成
2016年3月18日 06:00

[映画.com ニュース]小栗旬と大友啓史監督がタッグを組んだサスペンススリラー「ミュージアム」の特報とキービジュアルが、このほど完成した。映像は約10秒間の短さながら、大友監督が演出する「恐怖」や「緊張感」が凝縮された内容となっている。
巴亮介氏による同名漫画(全3巻)が原作。刑事・沢村久志(小栗)は、雨の日にだけ起こる猟奇殺人事件を担当していた。犯人と目されるのは、対象者を象徴する方法で殺していくカエルのマスクをかぶったシリアルキラー「カエル男」。追う立場の沢村だったが、カエル男が周到に用意した策略にはまり、いつしか絶望的な状況に追い詰められていく。
特報は、「史上最悪の猟奇殺人鬼は、雨の日に現れる」というナレーションとともに、雨が降りしきる道路が映し出される。そして、ファミレスの座席に腰掛ける沢村が視線を動かした直後、一瞬の間を置き、カエル男が窓に飛びつき挑発する姿を収めている。大友監督は「猟奇的殺人事件の単なる顛末を描くのではなく、極限の状況下で人間がどのように振る舞うのかという、生理的な反応をモチーフにしています」と語っており、“沢村の生理的な反応”を体現する小栗の演技に、大きな期待が寄せられる。
さらにキービジュアルでは、現像された写真、冷蔵庫、天井から吊り下がる鎖、青白い蛍光灯、怪しげな器械類が混在する部屋に、カエル男がたたずむ姿を切り取った。ざらついたルックが不穏さを増大させ、見る者の心理に暗い影を落とすかのような不気味さをかもし出している。
「ミュージアム」は、尾野真千子(沢村遥役)、野村周平(西野純一役)、丸山智己(菅原剛役)、伊武雅刀(岡部利夫役)、田畑智子(秋山佳代役)、市川実日子(橘幹絵役)、大森南朋(沢村の父役)が共演。今秋に全国公開される。
(C)巴亮介/講談社 (C)2016映画「ミュージアム」製作委員会
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