「スポットライト」「レヴェナント」手掛けた製作会社の株式獲得、ハリウッドのメディア企業が興味
2016年3月16日 08:00
[映画.com ニュース]今年の第88回アカデミー賞で作品賞を争った、「スポットライト 世紀のスクープ」と「レヴェナント 蘇えりし者」の両作を手掛けた製作会社アノニマス・コンテントの株式獲得を、ハリウッドのメディア企業が狙っているとハリウッド・レポーター誌が報じた。
アノニマス・コンテントは、映画プロデューサーのスティーブ・ゴリンが立ち上げた会社で、映画やテレビドラマのほか、CM、ミュージックビデオなどを製作。タレントのマネジメント事業も行っており、サミュエル・L・ジャクソン、ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、スティーブン・ソダーバーグ監督らを抱えている。
最近は、「スポットライト 世紀のスクープ」や「レヴェナント 蘇えりし者」といった映画や、「トゥルー・ディテクティブ 二人の刑事」や「ミスター・ロボット」といった話題のドラマを放っていることから、大きな注目を集めている。同社はこのタイミングを生かして資金調達を狙っているといわれ、リアリティTVを多く手掛けるエンデモル・シャイン・グループやパラマウント・ピクチャーズなどが、少数株式の獲得に関心を示しているという。