夏木マリ、働く女性にエール「自分らしくいられる場所を見つけるのが勝ち」
2016年2月24日 16:00

[映画.com ニュース] 女優で歌手の夏木マリが2月24日、東京・四谷LOTUSで、メリル・ストリープがミュージシャンを演じた最新作「幸せをつかむ歌」のPRイベントに出席した。
夏木はこの日、最新ミニアルバム「朝はりんごを食べなさい」に収録されている「Happy Together」を生披露し、「(歌うときは)自分自身が楽しめないと伝わらない。その人の生きざまなんです」と音楽が持つ力を熱弁。劇中のストリープのように夢をもって働く女性たちに、「自分らしくいられる場所を見つけるのが勝ち。何か“らしさ”がないと、日常に忙殺されて心が折れますよね」とエールを送った。
また、ミュージシャンになるために家族を捨てた母親を演じたストリープの「『女って夢を2つ持っちゃいけないの?』というセリフが印象的」と映画を振り返り、「女性は幸せも美しさも、男性よりも何でも欲しいからね(笑)」とニッコリ。1990年に米ニューヨークのチャリティイベントで、ストリープの生歌を聞いたという夏木は、「上手さにびっくりした」「メリル・ストリープにはいつもやられる。(今作でも)本当にロッカーになっていた」とその才能を手放しで絶賛した。
さらに、夏木自身も「やっとこの頃ライブハウスで自分らしい歌を歌えるようになった」と真摯な眼差し。この日の演奏で使用したギターは、夫でパーカッショニストの斉藤ノヴに「買ってもらいました」とのろけて見せ、「ゆず」の岩沢厚治からのプレゼントというピックには「宝物です」と目を輝かせていた。
「幸せをつかむ歌」は、ストリープが実娘メイミー・ガマーと共演し、家族の再生の物語をつむぐ。「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ監督と、「JUNO ジュノ」でアカデミー脚本賞を受賞したディアブロ・コーディがタッグを組んだ。3月5日から、東京・Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
BS12 年またぎ映画祭2025
【全部無料の神企画】筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー