「水曜どうでしょう」と「ゴリパラ見聞録」が香川で共闘を約束!
2016年2月16日 12:00
[映画.com ニュース] 北海道の「水曜どうでしょう」と福岡の「ゴリパラ見聞録」が香川でコラボ――。さぬき映画祭2016で2月15日、地方発の人気テレビ番組同士のトークショーが実現し、今後の交流を約束した。「水どう」藤村忠寿ディレクターは「札幌と福岡の中間地・香川で、東京ではできないトークができた」と満足げだった。
さぬき映画祭常連「水どう」からは、おなじみ藤村ディレクターと嬉野雅道ディレクターが参加。一方の「ゴリパラ」は、ゴリけんとパラシュート部隊の斉藤優、矢野ペペが同映画祭に初参戦。満員のイオンシネマ高松東を、ゆるくもディープな語らいで沸かせた。
トークは、ローカル番組の北の重鎮に西の新鋭が挑む展開。大泉洋を輩出した「水どう」のような全国的人気を目指す「ゴリパラ」を、藤村ディレクターは「(さぬき映画祭ディレクターの)本広(克行)さんから薦められて見たけれどすげえ面白い」と評価。東京のバラエティと勝負する意識を説いた。
低予算ロケが人気の「ゴリパラ」は九州以外での放送も増加中。斉藤が「北海道はまだ流してくれない」と言うと、藤村ディレクターは「俺のところ(HTB北海道テレビ)で流せばいいじゃん。そのかわり、テレビ西日本で『水どう』を流してもらって。こっち1本に対してそっち10本ね」と笑わせた。
冗談に留まらず、藤村ディレクターは「一緒に何かやりましょう」とさらなる共闘を呼びかけた。憧れの「水どう」に認められた「ゴリパラ」チームは歓喜。斉藤が「香川でなにかやりますか?」と提案すると、観客から大きな拍手が起こった。
さぬき映画祭2016は2月21日まで開催。