パレスチナの今を生き抜く若者たちの青春を描いた衝撃作「オマールの壁」予告編
2016年2月1日 17:00

[映画.com ニュース]パレスチナの今を生き抜く若者たちの青春を描き、第86回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた「オマールの壁」の予告編が公開された。
「パラダイス・ナウ」のハニ・アブ・アサド監督が、分離壁で囲まれたパレスチナの今を生き抜く若者たちの日々を、サスペンスフルに描く。スタッフは全てパレスチナ人、撮影も全てパレスチナで行われ、100%パレスチナの資本によって製作されている。第66回カンヌ映画祭ある視点部門審査員賞も受賞した。
予告編では、銃撃戦、爆発、暴力が頻繁に起こる環境の中、一生囚われの身になるか、裏切り者として生きるか、1人の青年のぎりぎりの選択を緊張感あふれる映像で切り取っている。
思慮深く真面目なパン職人のオマールは、監視塔からの銃弾を避けながら分離壁をよじのぼっては、壁の向こう側に住む恋人ナディアのもとに通っていた。オマールは人権も自由もないパレスチナの毎日を変えようと仲間と共に立ち上がったが、イスラエル兵殺害容疑で捕えられてしまう。イスラエルの秘密警察より拷問を受け、一生囚われの身になるか仲間を裏切ってスパイになるかの選択を迫られる。
「オマールの壁」は、4月16日、角川シネマ新宿、渋谷アップリンクほか全国順次公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

個人的・下半期で観たい映画No.1
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で!? 全員主役級がクセ激烈の異常者に…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント