若手注目女優・水谷果穂、初主演ホラー映画に大満足「新鮮で楽しかった」
2016年1月24日 16:00
[映画.com ニュース] ネクストブレイク必至の若手女優として注目を集める水谷果穂主演のホラー映画「バレンタインナイトメア」が1月23日、東京・渋谷のユーロスペースで封切られ、水谷をはじめ共演の芋生悠、宮城孔明、安田帆花、草川直弥、今野恭成監督が同館での舞台挨拶に出席した。
今作は、「ハロウィンナイトメア」シリーズの原作者IVORY DICE氏が、2014年にリリースしたホラーゲームを映画化したもの。これまで連続ドラマ「地獄先生ぬ~べ~」や「ナポレオンの村」、映画「先輩と彼女」などに出演してきた水谷は、今作で学旅行中に恐怖体験をする女子高生・佐藤美奈子役を演じた。「笑顔がない役は演じたことがなかった」と明かしたが、「大変というよりは新鮮で楽しかったです」と大満足の様子。そんな水谷を今野監督は、「レンズを通して見ていて、フォトジェニックな、映画映えする方だなと思いました」と絶賛していた。
ホラー映画でも撮影現場は和気あいあいとしていたといい、今野監督は「すごく楽しそうで、教室の脇を通ると、休憩している時間が羨ましかった」とぼやき節。これに水谷は「監督は忙しそうにしていたので……」と申し訳なさそうに目をやったものの、「みんなで一緒に夜ご飯作ったり、ひとつの部屋で集まって修学旅行みたいにお話ししたりしました!」と、同世代の共演者たちとの撮影を楽しそうに振り返った。
また、作品タイトルにちなみバレンタインの思い出を聞かれると、水谷は「1回男の子にチョコをあげたことがある」と告白。大胆発言かと思いきや、「友だちが好きな男の子にチョコを渡せなくて、(代わりに)渡しに行った。そしたら2人は後日付き合うことになって、恋のキューピットでした」と自らの功績を誇らしげに語っていた。
最後に見どころを聞かれた監督が、盛り上がる観客を前に「僕もファンが欲しいな」と珍発言。驚いた水谷は「見どころとかいいんですか、監督!」とツッコミを入れ、「心臓にじわじわ来るような怖さ。そういう感情は非日常的だと思うので、楽しんでもらいたい」と映画をアピールし、“主演女優”の責任を果たしていた。
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