日本初4DX専用映画「ボクソール★ライドショー」の全貌が特別映像で明らかに!
2016年1月14日 17:00
[映画.com ニュース] 体感型上映システム「4DX」専用映画として製作された、日本初となる短編アクションホラー「ボクソール★ライドショー 恐怖の廃校脱出!」の特別映像が公開された。関係者のインタビューやメイキング映像、試写会に参加した観客の反応などを収める。ガールズロックダンスユニット「Q'ulle(キュール)」によるエンディングテーマ「UNREAL」も全編収録している。
メガホンをとった白石晃士監督は、「どれだけ見たことのないような不気味なもの、恐ろしいものが見えるのか。怖がらせる&楽しんでもらうというところを意識して作っています。息つく間もない展開が次々に起こります」と自信を見せる。本作では白石監督が得意とするPOV(主観映像)形式が採用され、25分の上映時間の中に「座席が動く」「雨が降る」などの4DXならではの演出がふんだんに盛り込まれている。
「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズなど、白石監督作品の常連俳優として知られる大迫茂生もまた「ホラーと4DXはマッチングする。恐怖が目前に迫ってくる」と同調。大迫は本作で、ピエロを思わせる白塗りメイクで女子高生アイドル3人を恐怖に陥れる“廃校の番人”を怪演しており、映像中でも不気味さを垣間見ることができる。
廃校で恐怖体験を味わうアイドルを演じた3人は、見どころを「お化けとか妖怪に立ち向かっていくところ。怖いけど(仲間を)助けたいという気持ちの変化を繊細に演じられた」(岡本夏美)、「キヨ(松本妃代)が襲われちゃって、(助け出そうと)しているシーンはグリーンバックでやっていたので周り(が完成版ではどうなっているのか)もわからないし、自分たちもすごく楽しんだ」(渡辺恵伶奈)、「(キヨが)最初に呪われるシーン。呪われた後の変化をどうつけようか(苦労した)」(松本)と語る。本編映像もふんだんに盛り込まれ、おぞましい化け物たちの姿はもとより、キヨが巨大なミミズを飲み込んで発狂する様子や、ナツミ(岡本)やエレナ(渡辺)が恐怖の表情で逃げ惑う姿など、出演者たちの鬼気迫る演技を切り取っている。
「ボクソール★ライドショー 恐怖の廃校脱出!」は、1月16日から全国の4DX導入館で公開。
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