長瀬智也&桐谷健太「海の声」をアカペラ披露 映画舞台挨拶で息ピッタリ
2016年1月13日 20:30

[映画.com ニュース] 長瀬智也が主演し、宮藤官九郎監督がメガホンをとった「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」の完成披露試写会が1月13日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、長瀬と宮藤監督をはじめ、共演の神木隆之介、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名が舞台挨拶に出席した。
劇中で地獄のロックバンド「地獄図(ヘルズ)」のメンバーとして共演した長瀬と桐谷は、終始互いをからかい合い、仲の良い様子をうかがわせた。桐谷が真面目に映画をアピールすると、長瀬が突然「空の声が……」と桐谷がCMで歌い話題になった楽曲「海の声」をアカペラで歌唱。桐谷が続けて「聞きたーくて……」と熱唱すると、長瀬が「そこまで感情乗せなくていいから!」と鋭いツッコミを入れ、会場の笑いを誘っていた。
その後も桐谷が映画の感想を述べると、長瀬は突如ボイスパーカッションを開始。戸惑う桐谷だったが、神木や監督に助けを求めながら即興ラップを披露し、完成度の高さに会場からはどよめきと拍手が沸き起こった。桐谷は「(長瀬は)本当の鬼。絶対あかんやん!」と無茶ぶりに抗議したが、長瀬は「健太はギリギリになると輝く男なんです」と大満足の表情を浮かべていた。
また、キャスト全員が「ハチャメチャだけど心が温かくなる素敵な作品」(神木)、「下らないことしかやらなかったけど、格好良かった」(尾野)と同作の完成に歓喜。長瀬は感慨無量の面持ちを浮かべ、「素敵なキャストの方々、スタッフの方々と最高の作品ができた。胸を張って言います。大好きです」「監督に『これ僕じゃなかったらやきもち焼いちゃいました』と言っちゃうくらい愛せたキャラクター」と役への思い入れを語った。
一方の宮藤監督も「長瀬くんが鬼の役で出てくれたら、ロックで格好良い地獄とおっかない地獄が結びつくんじゃないかと思った」と話し、相思相愛ぶりを見せつける。作品のアイデアは「奇をてらったわけじゃなく自然に思いついた」と言い、「来世に関する本を見ていると、地獄に関するところはすごく細かく書いてある。でも極楽のページは2ページくらいしかない。もしかしたら皆、地獄について考えるのが好きなんじゃないかと思った」と製作に至った経緯を明かしていた。
「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」は、修学旅行で事故に合い、地獄に落ちてしまった高校生・大助(神木)が長瀬扮するロックバンド「地獄図(ヘルズ)」のボーカルの鬼・キラーKと出会い、生還を目指す姿を音楽や涙を交えてユーモラスに描く。2月6日から全国で公開。
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