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「オデッセイ」M・デイモンとR・スコットが特別映像で語る、火星でのサバイバルのキーワードとは?

2016年1月7日 17:00

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マット・デイモンは親しみやすいキャラクターを作り上げた
マット・デイモンは親しみやすいキャラクターを作り上げた
(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

[映画.com ニュース] リドリー・スコット監督とマット・デイモンがタッグを組み、第73回ゴールデングローブ賞で作品賞・主演男優賞(共にミュージカル・コメディ部門)・監督賞の3部門にノミネートを果たした「オデッセイ」の特別映像が公開された。本編映像のほか、スコット監督とデイモンのインタビュー映像をそれぞれ収める。

火星での探査任務中に事故に巻き込まれ、1人置き去りにされた宇宙飛行士、マーク・ワトニー(デイモン)の決死のサバイバル生活を、ユーモアを交えながら描く本作。有人機が次に火星にやってくるのは4年後という絶望的な状況でもポジティブさを失わず、植物学者でもある自身の発想力をフル活用してジャガイモ畑を作り、生き抜こうとするワトニーのユニークな人物像が大きな魅力だ。

タフで人間くさい主人公をはつらつと演じたデイモンは「本作が賞賛しているのは、知性や宇宙飛行士の勇気だ」と明言。脚本を読んで「緊迫した状況でも、ユーモアを失わずに落ち着いて対処できるところにひかれる」と感銘を受けたという。

一方、映像では、ワトニーが嵐に巻き込まれて吹き飛ばされたり、探索中にヘルメットが壊れてテープで慌てて修繕するなど、次々に襲いくる命の危機も描写。スコット監督は「身の毛もよだつ状況だ。9万9千通りの死の危険がある」と神妙な面持ちで語りつつ、その恐怖をただあおるのではなく「ユーモアを生かすことが私の仕事の大部分だ」と強調する。シリアスな場面も多い作品ながら、両者に共通するのが“ユーモア”というキーワード。過酷なサバイバル生活で最も必要なのは、ワトニーのように苦境を笑い飛ばす前向きさといえるかもしれない。

オデッセイ」は、ジェシカ・チャステインクリステン・ウィグジェフ・ダニエルズマイケル・ペーニャショーン・ビーンケイト・マーラらが脇を固める。2月5日から全国公開。

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