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26年ぶり再公開の名作「木靴の樹」 美しい色彩で伊農村の暮らしがよみがえる予告編

2016年1月6日 08:00

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「木靴の樹」ポスター画像
「木靴の樹」ポスター画像
(c) 1978 RAI-ITALNOLEGGIO CINEMATOGRAFICO - ISTITUTE LUCE Roma Italy (co-production)

[映画.com ニュース]1978年のカンヌ映画祭でパルム・ドールとエキュメニカル審査賞を受賞し、3月26日から26年ぶりの再公開が決定したイタリアの巨匠エルマンノ・オルミ監督作「木靴の樹」の予告編が公開された。

北イタリアのベルガモ地方出身のオルミ監督が、幼いころ祖母に聞いた昔話をもとに、19世紀末のベルガモの農村を舞台に、貧しい生活を強いられながらも、大地とともに力強く生きる農夫たち4家族の生活が描かれる。出演者は全て素人のベルガモの農民たちを起用し、監督・脚本・編集・撮影全てオルミ監督自身が担当。ほぼ自然光での撮影による徹底したリアリズムによるドキュメンタリーのような作風が絶賛された。

予告編では大切な木靴が割れてしまったミネク少年と、村から遠く離れた学校に通う息子のために、新しい木靴を作ろうとする父親のエピソードを軸に、村の農家の家族たちの暮らしが、大地の四季のめぐりとともに映し出されている。

貧しくともミネク少年を学校へ通わそうとするバティスティ一家、洗濯女をしながら6人の子どもと父を養うルンク未亡人、美しい娘マッダレーナのいるブレナ一家、けちで知られるフィナール一家の4家族は、厳しい大地主のもとで、肩を寄せ合うように暮らす。ある日、ミネク少年の木靴が割れ、父は村から遠く離れた学校に通う息子のために、川辺のポプラの樹で新しい靴を作るが、樹木もまた地主のものだった。

木靴の樹」は3月26日から、岩波ホールほか全国で順次公開。

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