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M・デイモン×R・スコット監督作「オデッセイ」、NASAの最新技術を映画史上初導入!

2015年12月31日 07:30

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NASAがプロジェクト全般に協力している「オデッセイ」一場面
NASAがプロジェクト全般に協力している「オデッセイ」一場面
(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

[映画.com ニュース] マット・デイモン主演、リドリー・スコット監督作のSF映画「オデッセイ」で、アメリカ航空宇宙局(NASA)の最新技術が導入されていることが明らかになった。劇中に登場する宇宙船「ヘルメス号」には、原子力を用いた最新の“イオン・プラズマエンジン”が採用されており、このエンジンが映画で描かれることは史上初だという。

火星での探査任務中に事故に巻き込まれ、置き去りにされた宇宙飛行士マーク・ワトニー(デイモン)が、生存が絶望視されるなか、自身の知識を駆使し生き抜こうとする姿を映し出す。本作において、NASAは脚本から撮影までのプロジェクト全般に協力し、物語にリアリティを持たせるアドバイザーとして重要な役割を果たしている。

グラディエーター」「アメリカン・ギャングスター」で米アカデミー賞の美術賞にノミネートされるなど、多くのスコット監督作に参加したプロダクションデザイナー、アーサー・マックスは、NASAの高度な技術を参考に今作のセットや装置のデザインを考案。ジョンソン宇宙センターなどを見学し、「NASAで見たさまざまな要素を組み合わせ、未来のデザインを考案した。NASAはすばらしい情報やインプットを提供してくれたばかりか、我々のデザインをすべて承認してくれたので、とても助かったよ」と明かしている。

また、映画史上初めて採用されたイオン・プラズマエンジンのデザインには、大型のロッド・アームが備え付けられている。高熱を発する原子炉と、船体の間に十分な距離を開けるためのアームだが、マックスは機能的なリアリティと造形の美しさの両立に自信をのぞかせる。「我々は実際的なリアリティと最新の技術から離れないようにしながらも、目を奪うような美しさを創り出すようにしたんだ」。

さらにNASAの経験と、スコット監督の大規模セットや視覚効果を融合させた火星の光景も、本作のスペクタクル度を高めることに寄与している。「オデッセイ」は、アカデミー賞の前しょう戦であるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞で、監督賞(スコット監督)、主演男優賞(デイモン)、脚色賞(ドリュー・ゴダード)を獲得した。日本では2016年2月5日から公開。

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