綾瀬はるか、主演ドラマ「わたしを離さないで」原作者と4時間対談!
2015年12月27日 07:00

[映画.com ニュース] 2005年に発表されたイギリスのベストセラー小説が原作のTBSドラマ「わたしを離さないで」に主演する綾瀬はるかと、原作者のカズオ・イシグロ氏の対談が行われた。「生まれてきた意味」を問いかける骨太な物語の本作だけに、綾瀬は「この作品を、この役をより深いレベルで理解したい」と強く希望し、その思いが結実。両者の多忙なスケジュールの合間をぬって、英ロンドンで約4時間に及ぶ対談が実現した。
本国で累計発行部数100万部以上のベストセラーを記録し、キャリー・マリガンらの共演で映画化もされた同名小説を、世界で初めてドラマ化。世間から隔離された施設「陽光学苑」で、良質な教育を与えられ成長してきた恭子(綾瀬)、友彦(三浦春馬)、美和(水川あさみ)。ある日、陽光学苑の生徒たちは、自分たちが“生まれながらの使命”を課せられていることを知る。
綾瀬は「イシグロ先生に聞きたいことがたくさんある」といい、作品成立の経緯やキャラクターのことを次々と質問。物語のメッセージ性を問われると、イシグロ氏は「人生は短いということを書きたかった」と明かし、「短い人生の中で避けられない死に直面したときに何が重要なのか、そういうテーマについて書きたいと思った」と答えた。
またイシグロ氏は、綾瀬が出演したドラマ「JIN 仁」のVTRを鑑賞したという。「時代設定という制限のある中で、医師に対する言葉にならない愛情を、表情やボディランゲージでうまく伝えてらっしゃったところは、綾瀬さんの演技力の素晴らしさだと思った」と絶賛され、綾瀬は「Thank you very much」と照れ笑いを浮かべた。
対談が終了し、綾瀬は「充実したお話ができて、来てよかったです」と大満足の様子。さらに「『自分が思うようにやってください』とイシグロ先生がおっしゃってくださったので、自分が思う恭子という役を、素直に演じられたらと思います」と意気込み、初めて訪れたロンドンについて「街並みや公園もとても落ち着いていて、すごく好きな街です。また来たいと思いました」と語った。
ドラマ「わたしを離さないで」は、ほか伊藤歩、麻生祐未、映画「僕だけがいない街」でも共演している子役の鈴木梨央ちゃん、中川翼くんらが出演する。2016年1月15日からTBSで毎週金曜午後10時放送開始。
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