ピエール瀧、実写「珍遊記」に参戦!“変身前”の太郎役で衝撃ビジュアル披露
2015年12月25日 05:00
[映画.com ニュース] 漫☆画太郎氏の伝説的ギャグ漫画を松山ケンイチ主演で実写映画化する「珍遊記」に、テクノバンド「電気グルーヴ」のピエール瀧が参戦していることがわかった。パンツ一丁で坊主頭の主人公・山田太郎(松山)の“変身前”を演じており、特殊メイクを全身に施した衝撃のビジュアルを披露している。
1990年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した漫画が原作。天竺を目指して旅を続けていた玄奘(げんじょう)は、偶然立ち寄った家の老人から、絶大な妖力を誇る天下の不良少年・太郎を更生させて欲しいと懇願される。死闘の末、玄奘は太郎の力を封印することに成功し、力を失った太郎は見る影もない姿に変身してしまう。
「寄生獣 完結編」「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」など俳優としても活躍するピエールが、酒で火を吹き、屁で空を飛ぶ妖力を持っていたころの太郎役に扮する。ピエールは「珍遊記」の原作にも登場するなど、漫☆画太郎氏との親交が深いだけに「画太郎作品の映画化に出演できるのは光栄です」とコメントを寄せる。自身の役どころには「正直、特殊メイクをした自分を見て、『これ、俺じゃなくてもいいんじゃないか……』と思いました(笑)」とぼやき節だが、それでも「ジャンプ誌上で連載を読んでいた皆さんにとって、珍遊記に電気グルーヴの僕が出演することは、必然に感じると思います。因果応報とも言えます」とファンに向けてアピールしている。
メガホンをとった山口雄大監督は、「瀧さんも画太郎作品といえば、絶対出てもらいたい人でした」とキャスティングに大満足の様子。さらに、「(『漫・画太郎SHOW ババアゾーン(他)』の一編)『ハデー・ヘンドリックス物語』では刑事役を演じてもらったのですが、その試写の帰りに『もっとヘンな役が良かったなー!』と捨てセリフを残して帰って行ったのを覚えていたので、『はい、ヘンな役です』という僕からの返答です」と明かしている。
また、そのほかのキャスト陣も発表された。玄奘役を倉科カナ、映画オリジナルキャラクター・龍翔役を溝端淳平、じじい役を田山涼成、ばばあ役を笹野高史、世界最強の武闘家・中村泰造役を温水洋一がそれぞれ務めている。「珍遊記」は、2016年2月27日公開。
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ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
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