染谷将太監督作「清澄」配信開始
2015年12月25日 06:00

[映画.com ニュース] 俳優・染谷将太の監督第2作「清澄」が、映画配信サイトLOAD SHOW(http://loadshow.jp/)で12月25日午後1時から配信を開始する。約10分間のショートフィルムで、料金はストリーミングで500円だ。
同作は、11月に開催された第2回広島国際映画祭コンペティション部門で上映され、大反響を呼んだ。冨永昌敬監督作「ローリング」をはじめ、数多くの作品で独特の存在感を発揮する川瀬陽太が、染谷とともにダブル主演を果たした。染谷の初監督作「シミラー バット ディファレント」と同様に、全編16ミリフィルムで撮影された意欲作となっている。
「自分へのダメ出しが一番多いかもしれない」と語る染谷に、監督として見てみたときの俳優・染谷将太の強み、弱みについて聞いてみた。「監督としての強みは、自分は監督じゃないというところじゃないでしょうか。ある種、乱暴な言い方ですが、自分の職業は役者ですが、監督は自分の職業ではないと思っているのでそこは強みだと思います。逆に弱みは、自分は監督じゃないところにあると思います。俳優としての強みと弱みは企業秘密です(笑)」。
今作はある日、中年のスーツの男と若者のスーツの男が隅田川付近を散歩しているところから始まる。しかし、その2人はその場に存在する人なのか。時制の歪みからなる人の変わりよう、性格の変化を描いている。
2本目の監督作を完成させたことで、長編作品に対する思いも胸に秘めている。「長編はもちろん作りたいです。だけどタイミングであったり題材であったり、全てが今だ! とハマった時じゃないとやりたくないなと贅沢な考えをさせて頂いています。映画を撮って世に出すという大変贅沢なことをさせて頂いているので、贅沢なまま貫きたいです」。
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