ダニエル・クレイグの困惑笑顔に自虐ネタも!「007 スペクター」インタビュー映像独占入手
2015年12月11日 19:30

[映画.com ニュース]日本で興行収入11億円を突破した人気シリーズの第24作「007 スペクター」のインタビュー映像を、映画.comが独占入手した。主演のダニエル・クレイグが一問一答形式で過酷な撮影を振り返ると共に、作品の魅力を語っている。
本作を含めジェームズ・ボンドを4度演じたクレイグは、最も苦労したシーンを「列車でのアクションシーンかな」と語る。「寄りのカメラで長回しを撮るというごまかしがきかないシーンだったからね。だが出来には満足している。達成感があるね」。くだんのシーンではプロレスラーのデビッド・バウティスタ演じる犯罪組織「スペクター」の刺客・ヒンクスと激しい肉弾戦を繰り広げており、作品の大きな見せ場のひとつとなる。
クレイグ=ボンドといえば、トム・フォードのスーツを着こなしつつ、激しいアクションに挑戦することで知られているが、本作ではさらに、ショーン・コネリーが演じた初代ボンドをほうふつさせる真っ白なディナージャケットもお披露目。ヒンクスとの肉弾戦はこのスーツ姿で行われるが、クレイグは「丈夫なスーツなんだ。撮影中に破れたりすると思うかもしれないが、トム・フォードのスーツはよくできている」とほほ笑む。
続いてクレイグは、本作の“ボンドガール”を務めたレア・セドゥーとモニカ・ベルッチに言及。「最高の女優をキャスティングできて、2人がそれぞれまったく異なる役柄を演じた。(2人とも)すばらしい相手役で僕の仕事も楽だったよ」と絶賛する一方、どちらが好みかを問われると「どちらかは選べないよ。失礼だろ?」と困惑気味に笑顔を浮かべるというほほえましい姿も映し出される。
また、本作ではプロデュースにも挑戦し、サム・メンデス監督やプロデューサー陣、脚本家と話し合いを重ねたというが、「そのときの話(話し合いの際、話題に上ったアイデア)が映画の根底にあるかもしれない。でも、意見はたくさん言ってもほとんど反映されていない。(僕には映画製作の)才能がないんだね……」と自虐ネタをはさむ貴重な姿も収められている。
「007 スペクター」は、前作「007 スカイフォール」(2012)で描かれた事件で、ボンドが少年時代を過ごした屋敷が消失。メキシコでの極秘任務を終えたボンドは、焼け跡から出てきた写真の謎を追って世界各地を巡ることに。各地でスペクターの構成員と激闘を繰り広げるなかで、自身の秘められた過去にも迫っていく。レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ベン・ウィショーが続投するほか、スペクターのボス・オーベルハウザーをクリストフ・ワルツが演じる。公開中。
SPECTRE (C) 2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved
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