島崎信長「何度も見て」アピールに鈴木達央が鋭いツッコミ
2015年12月5日 22:15

[映画.com ニュース] 京都アニメーション制作の人気テレビアニメ「Free!」の原案となった小説を、完全新作アニメーションで劇場映画化した「映画 ハイ☆スピード! Free! Starting Days」が12月5日、全国120館で公開され、島崎信長、鈴木達央、内山昂輝の主要声優と武本康弘監督が舞台挨拶に立った。
映画は、水泳に打ち込む男子高校生たちを描いたテレビアニメ「Free!」の主人公・七瀬遙らの中学生時代が舞台。岩鳶中学校の水泳部に入部した遙が、親友の橘真琴らとメドレーリレーのチームを組み、成長していく姿を描く。
遙役の島崎は、「『Free!』の時からやってきたので、今までの思いと新しい思いで胸がいっぱい。ただただ、たくさんの方に愛してもらえて嬉しいです」と感無量の面持ち。さらに、「『ハイ☆スピード!』を見ることで『Free!』にも深みが生まれるはず。そして、そこからもう一度『ハイ☆スピード!』を見ると、また何か新しいものを見つけたり感じたりするはず」と真剣な表情で客席に語りかけたが、すかさず隣の鈴木が「すごいね。初日から何度も見てっていうんだ」と鋭いツッコミ。島崎は、たじろきながらも「はい! 僕は言います!」と胸を張り、会場を爆笑させた。
役作りの苦労を問われた島崎は、「テレビシリーズで高校生の遙を演じているので、理屈だけ言えばたださかのぼるだけのはずなのに、色々複雑だった」と吐露。さらに「どうつなげていこうか悩んでいた」と明かし、「遙らしさって何か、『Free!』らしさって何か、『ハイ☆スピード!』らしさって何か、そして中学生らしさって何かをずっと考えていた」と述懐した。
これに対し、他のキャスト陣も「無茶ぶりだった。『マジかよ!?』って(島崎と)2人で言ってた。死ぬほど頭を使って演じた」(鈴木)、「オーディションもなくいきなり呼ばれて、しかも中学生って…若いなって…」(内山)と同調。武本監督は「『どうする!? 中学生役!』っていう原因を作ったのは僕です……」と告白したが、「でもそれは島崎さん演じてこその遙だろう、鈴木さん演じてこその真琴だろうという思いがあったから。演じる側は難しいかなと思ったけれど、『Free!』としても『ハイ☆スピード!』としても譲れないところだった」と強い眼差(まなざ)しで訴えた。
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