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野村萬斎、初めて尽くしの現代劇「スキャナー」現場に思いを馳せる

2015年12月4日 08:00

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初の現代劇に挑戦した野村萬斎
初の現代劇に挑戦した野村萬斎
(C)2016「スキャナー」製作委員会

[映画.com ニュース]狂言師の野村萬斎が初めて現代劇に挑んだ「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」が、2016年ゴールデンウィークに全国で公開される。既に撮影を終えている主演の萬斎、“相棒”役の宮迫博之、メガホンをとった金子修介監督が、撮影現場を振り返った。

同作は、「キサラギ」「ALWAYS 続・三丁目の夕日」などで知られる人気脚本家・古沢良太と金子監督がタッグを組んだオリジナル作品。萬斎は元お笑い芸人で、残留思念(物や場所に残った人間の記憶・感情)を読み取る特殊能力を持つ主人公・仙石和彦に扮しているほか、仙石とお笑いコンビ「マイティーズ」を組んでいた元相方・丸山竜司役で宮迫、女子高生ピアニスト・秋山亜美役で杉咲花、行方不明になった音楽教師・沢村雪絵役で木村文乃、警視庁捜査一課の若手エリート刑事・佐々部悟役で「関ジャニ∞」の安田章大が共演している。

撮影を“完走”した萬斎は、「初の現代劇で初挑戦のことばかり。猫背になって歩くのも、腹から声を出さずにぼそぼそしゃべるのも、私にとってはハードルが高かったんですが、最後は仙石になれたかなと思っております」と振り返る。そして、「撮影初日に『自分の中で、不安感を持続したいと思っている』と言いましたが、いい意味で持続できたかなと思います。胸を張って生きていない人間は、僕にとっては挑戦でした。時代劇のような紋切型の演技ではない、受けの演技も大変勉強させていただきました。それもこれも共演者、スタッフに支えられたおかげです」と感謝をにじませた。

映画は、特殊能力を盛り込んだネタで世間を沸かせた代償に神経をすり減らした仙石が、現在はマンションの管理人としてつつましく暮しているという設定からスタートする。そんな折、女子高生ピアニストの亜美から、行方不明になった音楽教師の雪絵をマイティーズに探してほしいと頼まれたことをきっかけに、仙石は渋々ながら事件の謎を追い始めるというストーリーだ。

相棒を務めた宮迫は、「お笑い芸人の役ということでナチュラルに、自然体で最後までやれました。撮影の合間も共演者の方々と楽しく過ごせましたし、やりがいのある有意義な現場でした」とコメントを発表。金子監督も、「全体的に今までにない面白いものになったかなと。萬斎さんや宮迫さんの演じる人間ドラマは、新しいものを見つけられたかなと思っています」と手ごたえをにじませる。さらに、「これから編集でまとめて、エンタテインメントとして提供したい。お芝居はすべて的確で熱いものがあるので、それを(観客に)感じてもらえれば面白いと思う。なおかつ、映画の新しい地平を切り開けたかなと。仕上げもこれから力いっぱいやっていきたい」と明かしている。

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