「ウェイワード・パインズ 出口のない街」シャマラン監督×マット・ディロン対談映像公開!
2015年12月2日 12:00

[映画.com ニュース] M・ナイト・シャマラン監督が製作と第1話の監督を務めたテレビドラマ「ウェイワード・パインズ 出口のない街」のDVDが、12月2日にリリースされ、シャマラン監督と主演を務めたマット・ディロンが作品の魅力を語るインタビュー映像が公開された。
舞台は、米アイダホ州の田舎町ウェイワード・パインズ。その住人は一見幸福な生活を送っているように見えるが、町中に監視カメラと盗聴器が張りめぐらされ、町の周囲は巨大フェンスで取り囲まれており、外部への連絡手段も皆無。物語は、この“出口のない町”に迷い込んだ敏腕捜査官・イーサン(ディロン)を主軸に展開する。一世を風びした「シックス・センス」(1999)や最新作「ヴィジット」にも共通するシャマラン監督お得意のどんでん返しも仕掛けられている。
デビッド・フィンチャー監督の「ハウス・オブ・カード 野望の階段」、ギレルモ・デル・トロ監督の「ストレイン 沈黙のエクリプス」など、近年では名だたる映画監督がドラマ界に進出。ディロンは、そんな現状を鑑みながら、ドラマへの興味と脚本の秀逸さがオファーを受けた理由だと語る。「第1話を読んですぐ気に入った。それ以来、この物語が頭から離れなくなった。どう展開するかはわからなかったが、世界観が鮮明で良質の小説を読むようだった」。
さらに、シャマラン監督の参加が決め手となったそうで「ナイトは映画界の鬼才で、サスペンスの巨匠だからね。彼が作る映画は、SFやこういう神秘的なテーマのものが多い。だが人物にリアリティがある。それに、電話で話して同じ考えだとわかったんだ。(僕たちは)現実味のある人物から物語が生まれるようにしたかった。彼と一緒ならいい作品が作れると思った」とその相性の良さを強調した。
一方、ディロンから「ほめると赤くなる」とからかわれたシャマラン監督は、照れながらも「初のテレビ作品ですが、見どころが満載で僕も興奮しています。ほとんど毎回驚きの展開があり、最後には衝撃的な真実が待っています。必見ですよ」としっかりアピール。映像では、シャマラン監督の充実の表情が確認できる。
「ウェイワード・パインズ 出口のない街」DVDは、本日12月2日から発売開始(レンタルも同時)。
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